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『ラプラスの魔女』東野圭吾

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Hello:) this is my 30th post♬

ラプラスの魔女』東野圭吾最新作✨

作家ってすごいなぁ。
こんなにいろんなお話をイメージして
それを言葉にできるなんて。

そして、東野圭吾の本に含まれる
メッセージがこれまた素敵なんです。

甘粕才生とその息子甘粕謙人の言葉。

・「真実とはなんだ。誰が判断する?結局のところ記録されたものが全てじゃないのか。人々に認識された時、それは真実になる。過去に何が起きたにせよ、誰も知らずに消え去ったことは、真実とはいえないんだ。そういう意味で大多数の凡庸な人間たちは、何の真実も残さずに消えていく。インターネットを見てみろ。他人の悪口と愚痴だらけだ。攻撃の矛先が見つかれば、我先にと責め立てる。自分では何も生み出さず、何も考えず、何ひとつ責任を取らず、自分の思う通りにならなければただ不平を口にするだけの人間に、どんな真実を作り出せるというんだ。そんな人間は生まれてきてもこなくても、この世界には何の影響もない。」

・「あなたはたくさんの間違いを犯しているけれど、最大の間違いを指摘しておく。大多数の凡庸な人間たちは、何の真実も残さずに消えていく、生まれてきてもこなくても、この世界には何の影響もないー   さっきあなたはそういった。だけど違う。世界は一部の天才や、あなたのような狂った人間たちだけに動かされているわけじゃない。一見何の変哲もなく、価値もなさそうな人々こそが重要な構成要素だ。人間は原子だ。一つ一つは凡庸で、無自覚に生きているだけだとしても、集合体となった時、劇的な物理法則を実現していく。この世に存在意義のない個体などない。ただの一つとして」

・成田刑事の言葉。
「所詮、俺たちは駒だ。しかも、歩だ。世の中を動かしているのは、もっともっと上の存在なんだ。歩は何も考えずに、一つ一つ前に進んでいくしかない。ほかのことは考えなくていい」

・青江の言葉。
事件の背景を知らない凡庸な人々は、健気に自分たちのできることを続けていたのだ。それは意味のないことか。否、断じてそんなことはない。無駄な努力など、この世にはない。これもまた原子なのだ。世界を構成する要素の一つだ。

科学ミステリーという新しい分野の本。
バラバラのピースが徐々にハマっていく感覚。
さまざまな視点から一つの事件を追いかけていく登場人物たち。
こりゃ、たまらん♡

東京滞在の空き時間で250ページくらい読んだけど、
話が面白すぎて2回電車乗り過ごしそうになった(笑)

充実の東京滞在でした♬